納得！正敏のわかりやすい喪主解説DIARY

2019年02月10日

葬儀というのはあくまで遺産とは関係ない

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葬儀というのはある種の儀式であり、あくまでそれは自由意志によって行われるものとなります。法律的な行為というわけではありませんので、財産分与などはそういう場で行うべきではありませんし、葬式によって財産に関することの取り決めがされるというわけでもないです。

そもそも相続関係とは関係ない儀式となっています。ちなみに香典などをもらうことができるわけですが大抵の場合はよほどの参列者がいない限りはどんどん足が出るということになりますので相続人等でその費用を分担するということもありますし、あくまでやるのは喪主ということになりますので、相続関係とは関係がないと明確に割り切ってやるというパターンもあります。

そのあたりは遺族がよく話し合って決めるようにするとよいでしょう。どうしても葬式というのは少なからず結構な金額になってしまうことになりますから、基本的には何と言っても普通に結構な金額を支払うことを覚悟してやらなければならないわけで、葬式にはいろいろと考える事があるといえるわけです。相続される財産を予定した上で葬式を行うというのも多いのですが相続財産から直接引くということが基本的にはできないので注意しておきましょう。遺産とは関係ないことになります。